ところで、「永遠の0(ゼロ)」が400万部の大ベストセラーになった作家、百田尚樹氏も、所蔵するCDやDVDなどが2万枚を超えるクラシックファン。昨年(2013年)、クラシックに関するエッセーをまとめた「至高の音楽 クラシック 永遠の名曲」を出版している。
百田氏がインタビューで真っ先にあげた指揮者はフルトヴェングラー。「フルトヴェングラーは他の指揮者と比較になりません。再現芸術家として後にも先にもレベルが違う。すごさが隔絶しています。何でこんな人が生まれたのだろうと想像がつきません」と絶賛した。(月刊音楽情報誌「モーストリー・クラシック」編集長 江原和雄/SANKEI EXPRESS)
■アントニン・ドヴォルザーク(1841~1904年) 交響曲第9番「新世界より」は、ドヴォルザークが“新世界”アメリカ・ニューヨークのナショナル音楽院院長を務めていた1893年に作曲された。