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国民に愛され、ともに歩む王室 デンマーク (1/3ページ)

2014.1.19 11:45

  • デンマーク・首都コペンハーゲン
  • 【本の話をしよう】「デンマーク流『幸せの国』のつくりかた」(銭本隆行著/明石書店、1600円)

 【Viva!ヨーロッパ】

 日本が天皇をいただくのと同様に、デンマークも国王(現在はマルグレーテ2世女王)をいただく王国である。デンマーク王室は900年代から続いており、歴史は古く、かつ、国々がひしめき合うヨーロッパにあって国際的である。さらに国民にとってとても身近な存在で、人気が高い。そんな王室を紹介しよう。

 女王がパット!

 昨年(2013年)6月、筆者が暮らすデンマーク・フュン島の町、ボーゲンセを、マルグレーテ2世女王(73)が夫のヘンリック殿下(79)とともに訪れた。十数年ぶりの訪問で、市民は熱狂し、町を挙げての歓待となった。

 町内のさまざまな施設を訪問したり、ゴルフ場のレストハウスで昼食会を開いたりした。スケジュールは市民に公開されており、国旗を振る市民が女王夫妻の姿を見ようと行く先々でむらがった。筆者もご多分に漏れず、ミーハーぶりを発揮。女王がゴルフ場で、笑みをたたえながらも恥ずかしげにボールをパットするのを遠目にシャッターを押したり、広場で市長のスピーチを聴く女王を真後ろに立って見守った。

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