サイトマップ RSS

自由か安全か 「情報大国」の葛藤 (5/5ページ)

2014.1.19 09:00

 技術の進歩で「世界中の日常的な通信の大半は米国の手が届くところにある」(オバマ氏)とされる。超大国の情報活動の中で、個人の通話履歴収集は「氷山の一角」とみて間違いない。

 米国を取り巻く治安状況は厳しく、テロの再発防止に情報収集は欠かせない。秋には中間選挙も控え、失政は命取りだ。

 オバマ氏は演説の冒頭でこう述べた。「第二次大戦では暗号解読に成功し、日本の戦争計画に関する多くの情報を得た」。米国の歴史では情報活動が国を守り、市民の自由が保護されてきたと訴え、改革策への支持を求めた。(共同/SANKEI EXPRESS

 【米大統領演説の骨子】

・国家安全保障上不可欠な場合を除き、同盟・友好国首脳の通信を監視しない

・米国家安全保障局(NSA)が保管している個人通話履歴を将来的に非政府管理に移す

・履歴の照会には司法機関による事前許可が必要

・米秘密裁判所「外国情報監視裁判所」に独立の見解を示すための組織の新設が必要

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ