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火星移住「本気」 1058人選定/最終24人 10年後から「片道切符の旅」 (3/3ページ)

2014.1.5 00:02

 最短でも200日超

 ただ、到着後の生活の困難さもさることながら、火星への宇宙飛行も難関だ。マーズ・ワンの共同創設者でエンジニア出身の起業家、バス・ランスドルプ氏は「火星に行くことは月に行くのと技術的大差はない。問題はスポンサー(計画の予算総額は約6300億円)探しだ」と話すが、地球から火星までの距離は最短で5500万キロ(月までの約145倍)もあり、200日以上を要する。米航空宇宙局(NASA)ですら、2030年代半ばまでの火星有人飛行の実現を目指し、まだ次世代有人宇宙船の試験機を開発している段階だ。計画の今後の進捗が注目される。(SANKEI EXPRESS

 ■火星 太陽系の内側から4番目に位置し、地球のすぐ外側に軌道を持つ惑星。地球との平均距離は7800万キロだが、15~17年ごとに5500万キロまで近づく。地球に比べて直径は約半分、表面積(全土が硬い岩石)は約4分の1、重力は約40%。平均気温はマイナス50度以下で、大気の約95%が二酸化炭素。24時間37分で自転、687日で太陽の回りを公転しており、地球同様に自転軸を傾けて公転しているため四季が存在する。


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