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生きている作品であり続けることが大事 「GOSICK RED」作家 桜庭一樹さん (1/5ページ)

2014.1.5 11:30

作家、桜庭一樹さん。ファンが待ちに待った続編を刊行。「結論を出すよりも、生きたシリーズであり続けたい」と話す=東京都千代田区(瀧誠四郎撮影)

作家、桜庭一樹さん。ファンが待ちに待った続編を刊行。「結論を出すよりも、生きたシリーズであり続けたい」と話す=東京都千代田区(瀧誠四郎撮影)【拡大】

  • 作家、桜庭一樹さん。2014年は作品の映画化が相次ぐ“桜庭イヤー”。「新しい読者と出会いたい」=東京都千代田区(瀧誠四郎撮影)
  • 「GOSICK_RED」(桜庭一樹著/角川書店、1155円、提供写真)

 【本の話をしよう】

 あの名コンビが帰ってきた-。直木賞作家、桜庭一樹さんが送る人気ミステリーシリーズ「GOSICK(ゴシック)」、待望の続編「GOSICK RED(レッド)」が刊行された。新大陸を舞台に、ヴィクトリカと一弥の新たなる物語が始まる。

 初めて重版かかった

 「GOSICK」は20世紀初頭のヨーロッパの架空の小国を舞台に、天才的な頭脳と美貌を持つ少女・ヴィクトリカと、東洋からやってきた留学生の少年・一弥が難事件を解決していく、ちょっとダークなテイストのミステリー。2003年以来計13冊(角川文庫)が刊行、11年には2クールにわたってテレビアニメ化され、壮大な歴史観とアニメならではの魅力的な演出で熱烈な支持を得た。

 「10年間書き続けた作品は、ほかにはありません。時の流れの中で消費されて消えていく可能性もあった物語が、こうして愛され続けている。本当にありがたいです」。そんな桜庭さんにとって、GOSICKは作家としてのターニングポイントとなった作品でもある。

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