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【ケネディ大使被災地へ】「米国の友人つくってね」 (1/2ページ)

2013.11.26 10:00

幼稚園で行われたクリスマス会でほほ笑むテーラー・アンダーソンさん。東日本大震災の当日、万石浦(まんごくうら)小学校で児童たちを保護者に引き渡した後、襲ってきた大津波の犠牲となった=2010年12月、宮城県石巻市(提供写真)

幼稚園で行われたクリスマス会でほほ笑むテーラー・アンダーソンさん。東日本大震災の当日、万石浦(まんごくうら)小学校で児童たちを保護者に引き渡した後、襲ってきた大津波の犠牲となった=2010年12月、宮城県石巻市(提供写真)【拡大】

  • 宮城県石巻市

 キャロライン・ケネディ駐日米大使(55)が11月25日、初めての地方公務として東日本大震災の被災地、宮城県の石巻市立万石浦(まんごくうら)小学校を訪れ、英語の絵本約110冊を寄贈し、児童への読み聞かせも行った。

 被災小に絵本寄贈

 ケネディ大使は午後2時半すぎ、万石浦(まんごくうら)小学校に到着。約200人の児童らが「FRIENDS」と英語で書いた旗などを振りながら大歓迎すると、子供たち一人一人にハイタッチで応じた。

 ケネディ大使は児童による桃太郎の英語劇を見た後、書道の授業に参加し「友」という字を書き上げた。また、外国語指導助手(ALT)として万石浦小でも指導し、震災で犠牲になった米国出身のテーラー・アンダーソンさん=当時(24)=の家族とワシントンで面会したことを報告。「ここは特別な場所。一生懸命英語を勉強して、米国に来て多くの友人をつくってほしい」と呼びかけた。

 桃太郎を演じた6年生の木村竣太君(12)は「緊張したけどうまくいった。優しい人で会えてうれしかった」と話した。小3の勝又瑞羚くん(9)は「学校に来てくれてすごくうれしい。緊張したけれど、ハイタッチできた」と興奮気味だった。

初の地方公務

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