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【世界自転車レース紀行】(10)インドネシア この街を世界にPRしたい (1/3ページ)

2013.11.24 19:35

  • フリーランスカメラマン、田中苑子(そのこ)さん。1981年、千葉県生まれ。2005年に看護師から自転車専門誌の編集部に転職。08年からフリーランスカメラマンに転向し、現在はアジアの草レースからツール・ド・フランスまで、世界各国の色鮮やかな自転車レースを追っかけ中=2011年1月30日(本人提供)
  • インドネシア・バニュワンギ(ジャワ島)

 大小約1万7000余の島々から成る島嶼(とうしょ)国家インドネシア。約2億4200万人の人口の大半が首都、ジャカルタのあるジャワ島に住むという。今回のレースは、そのジャワ島の東端に位置するバニュワンギという小さな街を拠点に行われた4日間の「ツール・ド・イジェン」だ。

 今年が2回目の開催。同時期に開催が予定されていたいくつかのインドネシア国内でのレースは、スポンサーが見つからないことなどから取りやめとなったが、「ツール・ド・イジェン」は地元主催者たちの強い希望でスポンサーが付き、無事に開催された。

 地元の主催者たちは、自転車レースを通じて観光PRをしたいと考えている。街から街を駆け抜ける自転車レースは報道を通じて、全世界に街のPRができるからだ。バニュワンギ近郊には、レース名にもなっているイジェン火山やハワイのノースショアに並ぶと言われるサーフポイントなど多くの観光スポットがある。イジェン火山は、夜になると青い炎が見えるという活火山だ。

 しかし、近くに空港がないため、バリ島のデンパサール空港から最低でも6時間、車やフェリーを乗り継がないと到着しないのが実状で、アクセスの悪さから観光客の足が遠のく原因となっている。

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