「あのとき何歳で、どこにいた」という書き込みコーナーもある。来館者は「当時10代。家族が凍りついていたのを鮮明に覚えている」などと綴(つづ)っていた。
新著出版ラッシュ
ケネディ氏に関する新著も出版ラッシュだ。この3カ月間だけで90冊以上を数え。内容も事件の謎や、人生と大統領時代の足跡を追ったものなどさまざまだ。
「ケネディ半世紀」もその一つ。著者であるバージニア州立大学のラリー・サバト教授は「ケネディは50年間にわたり国民や、今のオバマ大統領に至る歴代大統領に影響を与えた」と書く。「事件の謎をめぐっては、あと1世紀は議論されるだろう」とも。
映画では、非常事態下の現場の混乱などを描いた「パークランド」が、65万ドル以上の興行収入をあげている(11月7日現在)。テレビも、オズワルド容疑者に焦点を当てたテレビ映画「ケネディ殺害」(ナショナル・ジオグラフィック・チャンネル)や、特集番組をこぞって放映している。