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オランダ外交官襲撃 露秘密警察の「警告」か (2/4ページ)

2013.10.19 15:47

  • ロシア・ムルマンスク、バレンツ海

 オランダでは今月(10月)初旬、警官がロシアの外交官を誤って拘束して連行する騒ぎがあり、プーチン大統領の謝罪要求にオランダ政府が応じた直後のことだった。

 モスクワで殴られたオランダの外交官に大きなけがはなかったが、犯人は外交官宅の壁に、同性愛者ら性的少数者をさす「LGBT」の文字を描いて逃走したとみられている。

 ロシアでは今年、同性愛を社会で広める行為を禁じる法律が施行されており、同法を支持する者による犯行の可能性を指摘する声もある。8月には、ロシア国内で同性愛者の権利に関するドキュメンタリーを撮影していたオランダ人が、この法律に違反したとして拘束される事件も起きた>

 行動改めるまで段階的に

 このモスクワでのオランダ外交官襲撃事件には、「プロの手口」を感じる。ロシアの秘密警察(FSB=連邦保安庁)は、モスクワに勤務する外交官の活動に不満がある場合、段階的に警告を与える。

必要になれば、外交官を殴るくらいの警告は平気で与える

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