ちなみにカツ類以外は、1000万円プレーヤーが「卵かけご飯」「もつ鍋」「おにぎり」「ビーフステーキ」だったのに対し、
平均年収層は「きんぴらごぼう (ごぼう抜きにかけて)」「チョコレート」「あんぱん」だった。
パーソルキャリアは昨年3月、日本初のハイクラス人材向けのキャリアプラットフォーム「iX(アイエックス)」を開設。ハイクラス層のさまざまな実態や特長を探る調査を実施している。今回の調査もその一環だ。
同社の清水宏昭iX統括編集長は、今回の調査結果について「1000万円プレーヤーは約4割が浪人を経験しながらも、6割以上が大学受験をポジティブな思い出として捉えていることがわかりました。大学受験は志望校を設定し、合格するための学習計画を立て、実行する力が必要となります。また、夏休みなどの誘惑が多い状況下で、自己管理することも求められます。プレッシャーが大きい中、『やり遂げた』という達成感が大学受験をポジティブに捉えている背景ではないでしょうか」と指摘。そのうえで「目標設定、計画策定・実行は、ビジネスシーンにおいても不可欠です。1000万円プレーヤーは日々プレッシャーと戦いながら仕事をしています。大学受験で培われた『やり遂げる力』は、仕事にも活かされているかもしれません」と総括した。