部署自体がなくなった… 無職になった元外資金融マンのリーマン後ライフ (2/5ページ)

2017.6.4 13:12


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 都心の高級マンション住まいの独身。高学歴、高収入であるだけに、近寄ってくる女性は少なくない。根本さん自身、「恋愛にもいつもエネルギーを傾けている」と言うように、合コンや異業種交流会、ホームパーティーなどに積極的に参加する。気に入った女性がいれば、彼自身が好きな花を贈り、「こんな素敵なメールはもらったことがない」と感動させる文言を工夫する。ここ一番と思えばディナーに10万円を費やすことも。気に入った女性に、初めて会った日に高級ブランドバッグをプレゼントして「失敗した」なんていう経験もある。

 「遊ぶなら、若くて可愛いだけの女の子でもいいですが、結婚するなら自分の意見を持っている成熟した人じゃないと。頭の悪い女性は勘弁ですね」と根本さん。

 前代未聞のリストラも潜り抜け、「超ポジティブで楽観的」と自身を分析する根本さんにとって、リーマン・ショック前後で大きな変化はないという。だが、結婚相手の条件は少しだけ変わった。

 「以前は専業主婦もありかと思っていたんですが、やっぱり働かない女性は厳しいなと思いはじめました」と語る。

 所属する部署がほぼなくなった

 実際、リーマン・ショックで非情なリストラにあい、働く妻に救われた外資マンがいる。滝沢裕紀さん(仮名、41歳)だ。2年ほど前までは、妻と2人で世帯年収にして約4000万円を稼ぐ、超高収入DINKSカップルだった。

無職になってからの結婚

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