伝説の車にクラシックカー、あの映画で見たボンネットバス。そんなクルマたちに会えると聞いて、石川県小松市の日本自動車博物館を訪ねました。
富山県の実業家で初代館長の故前田彰三氏の個人コレクションをもとに、1978年に富山県小矢部市に日本初の自動車博物館として生まれ、小松市に移転して20年。来館者数は年間約10万人に上ります。
館内に並ぶ車は約500台。日本初の輸入車とされる明治時代の蒸気自動車、故ダイアナ妃が来日時に乗ったロールスロイス・シルバースパーIIなど各国各時代の高級車や大衆車が展示されます。充実しているのが、昭和を駆けた国産車。ミゼット、クラウン、スカイラインなど国内メーカーの代表車が戦後日本の発展史をつづります。
「昔この車に憧れたんだ」という男性。私自身、思い出の車をみつけて胸が熱くなりました。自動車の大衆化とともにモデルチェンジが加速、廃車が続出する状況を憂いて車を収集した前田氏の思いが伝わります。
実は、この博物館には別のお楽しみもあります。それは「トイレ」。館内のトイレには15カ国、40個の便器が置かれ、実際に使用できます。個室から「これ面白い」という声も。なんともユニークです!
<プロフィル>
さの・いくみ 元さくらんぼテレビアナウンサー。現在は主にリポーター、司会者として活動。特技は英語、中国語、台湾語。
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