「大学全入時代」生き残り模索 就職率100%!存在感高まる国際教養大 (1/4ページ)

2015.6.28 07:07

海外提携大学との交流は生き残りの武器になる、来日した米ペンシルバニア州立大生と歓談する茨城大学の学生

海外提携大学との交流は生き残りの武器になる、来日した米ペンシルバニア州立大生と歓談する茨城大学の学生【拡大】

【早坂礼子の経済ウオッチング】大学生存競争(4)国際化のススメ

 いまや大学に進学する人は2人に1人。少子化が進んでいるのに大学の数は全国に約800校を数え、選り好みしなければ希望者全員が入学できる「全入時代」に入っている。

 それでも難関大学をめざす競争は激化するばかり。1990年度から始まった国公立大学と私立大学共通の大学入試センター試験は毎年50万人以上が受験している。

 1点刻みの一発勝負なので受験技術に特化した勉強が主流になり、課題を見つけて解決する力が養えないという批判もあり、政府は2020年度から現行のセンター試験を廃止して新制度「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」を導入する準備を進めている。

 一方で、私立大学の約4割は定員割れだ。大学経営の7割は入学金や授業料に頼っているので受験生獲得は生き残りの至上命題だ。

差別化の有力ツールは「国際化」だろう

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。