イマドキ結婚式は「家族」が“準主役” 震災後「絆」を大切に (2/3ページ)

2015.1.25 07:20

ウエディングケーキを食べさせ合うファーストバイトに挑戦した茂田さんの両親。会場中が和やかな雰囲気に(茂田沙織さん提供)

ウエディングケーキを食べさせ合うファーストバイトに挑戦した茂田さんの両親。会場中が和やかな雰囲気に(茂田沙織さん提供)【拡大】

  • 紺のドレス姿で長女の結婚式に出席した杉山みどりさん(杉山みどりさん提供)

 こんな演出も。

 昨年11月に埼玉県内で挙式した、茨城県古河市の幼稚園教諭、茂田沙織さん(31)。披露宴の演出として、カットしたウエディングケーキを新郎新婦が食べさせ合う「ファーストバイト」を行う際、双方の両親にも“お手本”として行ってもらった。

 「ケーキを食べさせ合うなんて…」と恥ずかしがっていた両親だったが、最終的には開き直って挑戦。和やかな家族の様子を、招待客も楽しんでいたという。「両親も楽しんでくれました。結婚式や披露宴は両親へのお礼の意味もこめていたので、うれしかったです」と茂田さんは振り返る。

 母もドレス

 スポットライトを浴びるなら、と母親の心構えにも変化が現れている。

 リーガロイヤルホテルでは、新郎新婦の母を対象に、ヘアメークと着付けのリハーサルを行う「美mamaプラン」を始めた。事前に着付けやヘアメークを体験しておくことで、「お母様も新婦に次いで美しく見えます」(飯塚さん)。

新郎新婦の母の服装といえば黒留袖が一般的だが…

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