三井住友銀行の新CMシリーズ「いくぞ、ミライ。」で、女優の吉高由里子がフレッシュな新人OL役を演じ、話題を呼んでいる。NHKの連続小説「花子とアン」で、翻訳家・村岡花子の一生を演じきった吉高も、素顔は1人のうら若き女性。豪華俳優陣が演じる会社の先輩たちに、次々と人生における悩みを投げかける姿が印象的だ。
このうち、実生活でも結婚・出産を経験している先輩ママ役の大塚寧々とは、結婚生活をめぐってやり取り。恋の噂が絶えない吉高だけに、ファンには見逃せない内容となっている。
吉高が「やっぱり結婚すると変わりますか?」と尋ねると、大塚は家族が増え、守る対象が増えていく体験を「自分がどんどん変身する感じ」と表現。吉高が「変身ヒーローみたいですね」と返すと、大塚に「あ!そろそろ変身?」とすかさず突っ込まれてしまう。
これには即座に否定しながらも、照れくさそうな吉高の表情がかわいらしい。短い時間にたくさんのセリフが詰まっており、演技力には定評のある吉高も不安を感じていたようだ。いざ本番になると、緊張しきりの吉高を前に、大塚はすらすらとセリフを読み上げ、先輩女優としても貫禄を見せつけた。
新CMシリーズには大塚のほか、西田敏行、大森南朋、長谷川博己も登場。人なつっこい吉高に、メロメロの様子の実力派俳優陣にも注目してほしい。