【書評】『李登輝より日本へ 贈る言葉』李登輝著 なぜ台湾は親日なのか? (2/2ページ)

2014.7.20 10:35

「李登輝より日本へ贈る言葉」

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 かつて、1949年から38年もの間、戒厳令が布(し)かれていた台湾。終戦で日本統治時代が終わり、その後長く暗い時代が続いた台湾の民主化、近代化に奔走したその人は、自らを「二十二歳まで日本人だった」と明言し、「私は純粋培養された日本人なのだ」とも語っています。

 彼の名は李登輝元台湾総統。今もなお、官民問わず日本の多くの人々に慕われ、台湾のみならず日本にとっても偉大な存在であり続ける御歳(おんとし)91歳。「なぜ台湾は親日なのか?」。本書をご一読すれば、日本を勇気づける珠玉の言葉を通じて、その理由が必ずや深くご理解いただけるはずです。(ウェッジ・本体2400円+税)

 ウェッジ 前書籍部長 吉村伸一

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