JR予土線の宇和島(愛媛県宇和島市)-窪川(高知県四万十市)間を「日本一遅い新幹線」と銘打たれた新幹線風車両のアミューズメント列車、「鉄道ホビートレイン」が走っています。同線全線開通40周年を記念し、3月に運行を始めました。平日は上下計5本、土曜、休日は上下計7本が走ります。
初代の0系新幹線に似せたディーゼル車で最高時速は80キロ。車内は青色を基調とし0系で実際に使われていた座席が4席置かれ、鉄道模型も約60点展示されています。
運行開始から1カ月の乗客数は前年の同じ時期よりも平日で1割以上、土日は6~8割も増えています(JR四国広報室)。鉄道ファンだけでなく家族連れやシニア層にも大人気で大型連休には乗れない人もいた、というほどの盛況ぶり。
同線では、0系以外にも海洋堂のフィギュアを展示した「海洋堂ホビートレイン」、貨車を改造した「しまんトロッコ」が走っています。この「予土線3兄弟」全部を1日で乗れるおススメプランもあります。
JR四国は「一過性の人気にならないよう地域と連携し、予土線と地域を活性化させていきたい」と、沿線住民との共同企画にも期待をかけています。
<プロフィル>
おざき・みき
元高知放送アナ。子育てをしながらフリーで活動中。産業カウンセラーの資格を持ち、心に伝わる仕事を目指す!
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