大阪はワースト3位の53%だが、トップ10には和歌山(9位、72.8%)、奈良(10位、72.6%)がランクイン。滋賀も17位(70.4%)と関東に比べれば関西の持ち家比率は高いといえそうだ。
スーモの最新の調査では、首都圏、関西ともに「賃貸派」と「持ち家派」の比率はほぼ6対4。賃貸派は調査開始以降、増加傾向が続いているという。
一方、「一人暮らし」では首都圏、関西とも6~7割が賃貸派なのに対し、「2人」や「ファミリー」では持ち家派が5~6割。
持ち家志向の低下については、経済の先行き懸念や所得改善の遅れなどが指摘されているが、専門家は「家族構成やライフスタイルの変化が選択のカギを握る」と分析する。