【風(8)超氷河期の就活】“潜在能力”磨かれる好機なのだ (2/2ページ)

2010.12.17 15:31

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 《妥協して来春就職予定》という大学院生(24)は《悔しさはあるが、全力で就活した結果には納得している。超氷河期だからこそ、研究職に向いていなかったと知ることができた》と総括。その上で、こう決意を述べている。

 《超氷河期に就職するからこそ、売り手市場の時期などに就職した先輩方には負けません》

 学生のうちから実社会に似た授業をこなし、この超氷河期を乗り越えた就活生は、きっとたくましいだろう。(真) 

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