お盆休み、帰省ラッシュがピーク 混雑は分散傾向
お盆休みを古里や海外で過ごす人の帰省、出国ラッシュが11日、ピークを迎えた。今年から11日は「山の日」として祝日になり、混雑は分散傾向。JR東京駅や成田空港では、大きな旅行かばんを持った家族連れの姿が目立った。
JR各社によると、東海道新幹線の下りは11日午前発の指定席がほぼ満席。東海道、東北、山形、上越、北陸新幹線の一部は自由席の乗車率が100%を超えた。成田空港からは11日だけで約5万5千人が出国する。
家族で和歌山県太地町に帰省する埼玉県富士見市の公務員、清水航さん(30)は東京駅ホームで「共働きで家族旅行に行く機会があまりないので、ゆっくりしたい。(和歌山県白浜町のレジャー施設)アドベンチャーワールドで子供にゾウやイルカショーを見せたい」と笑顔で話した。
Uターンのピークは鉄道や高速道路が14日。国内線は14~16日。帰国のピークは15、21日などの見込み。
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