最適な講師、教材、レッスン仲間をAIが提案 ビッグデータで大きく変わる英会話学習 (3/4ページ)

 「他のオンライン英会話は、いわゆるMOOC(大規模公開オンライン講義)を教材として使っているケースが大半です。講義を聴いて学習するスタイルです。インタラクション(相互作用)がないため、一方的な学習となってしまいます。この方法では、5%の生徒しか目標を達成することができない、といったデータがあるんです。途中で挫折するのを解決しようと、双方向で、よりコミュニケーションが取れるプラットフォームを弊社では開発しました」

独自のプラットフォームを持っており、レッスン内容を録画する機能や、学習記録をPDFでダウンロードなども搭載されている

独自のプラットフォームを持っており、レッスン内容を録画する機能や、学習記録をPDFでダウンロードなども搭載されている

 レッスンは45分。3つのコースがある。6名までのグループを組んで行う「少人数レッスン」。講師のレクチャーを聞く「vipレクチャー」、そしてマンツーマンの「スペシャルプライベートレッスン」である。

 互いに切磋琢磨、生徒の意欲を向上

 「1対1ではなく、少人数レッスンを基本としています。その方が互いに切磋琢磨できて、レベルアップが10%も早いというデータもあります。vipレクチャーは上位10%のハイレベルな講師に限っていますし、質問もできます」

 講師に関する評価機能も備わっている。レッスン終了後、生徒が講師を10満点で評価。8点以下の講師は、再度研修を受けなければならない。教材や通信クオリティに関しても生徒による評価を行っており、その結果をもとにマッチングの精度を高めているという。

「講師はファシリテーターでもある」