大阪・造幣局の桜の通り抜け、来月11日から 今年の花は「大提灯」

造幣局の「桜の通り抜け」の今年の花に選ばれた「大提灯」
造幣局の「桜の通り抜け」の今年の花に選ばれた「大提灯」【拡大】

 造幣局(大阪市北区)は12日、今年で132回目を迎える「桜の通り抜け」を4月11~17日に開催すると発表した。

 造幣局の桜は明治16(1883)年から先の大戦中と直後を除き毎年公開。八重桜を中心に134品種の349本が南門から北門までの約560メートルに並ぶ。

 今年は、新たに大輪の半八重咲きが特徴の「長州緋桜(ちょうしゅうひざくら)」が加わった。134品種から1種類を選ぶ「今年の花」は八重桜「大提灯(おおぢょうちん)」で、球形の大輪の花がちょうちんのようにぶら下がって咲くのが特徴だという。