東京エムケイ社長、タクシー運転手の顔に靴投げつけ 容疑で逮捕…社長辞任へ

東京エムケイがホームページ上に掲載したおわびのコメント
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 乗車を拒否されたタクシーの運転手に暴行を加えたとして、警視庁愛宕署は21日、傷害容疑でタクシー会社「東京エムケイ」社長で韓国籍のユ・チャンワン容疑者(54)=東京都港区=を現行犯逮捕した。同署によると、ユ容疑者は当時、酒に酔っていたといい「覚えていない」と容疑を否認している。

 東京エムケイは同日、「関係者に多大なご迷惑をお掛けしたことをおわびする」とのコメントをホームページ上に掲載。ユ容疑者が社長を辞任する意向を固めており、近く必要な手続きを進める方針を明らかにした。

 逮捕容疑は21日午前0時ごろ、東京都港区新橋の路上で、乗車を拒否した個人タクシー運転手の50代男性の胸ぐらをつかんだり、脱げた男性の靴を顔面に投げつけるなどして、顔や胸に打撲などのけがを負わせたとしている。