ポテサラO157 埼玉、群馬の系列2店の客も感染 加工工場からの仕入れで汚染か

O157による食中毒が発生した「でりしゃす籠原店」が入る「食彩館マルシェ籠原店」=22日、埼玉県熊谷市拾六間(川上響撮影)
O157による食中毒が発生した「でりしゃす籠原店」が入る「食彩館マルシェ籠原店」=22日、埼玉県熊谷市拾六間(川上響撮影)【拡大】

 埼玉県熊谷市のスーパー「食彩館マルシェ籠原店」に入る総菜店「でりしゃす籠原店」で買ったポテトサラダを食べた人が腸管出血性大腸菌O157に感染し、女児(5)が溶血性尿毒症症候群(HUS)で意識不明の重体となるなどした食中毒で、県は22日、同市内と前橋市内の系列店のポテトサラダを食べた客からもO157が検出されたと明らかにした。店舗での汚染ではなく、仕入れたポテトサラダが原因の可能性も出てきた。

 県などによると、ポテトサラダは系列店の一部が運営会社のフレッシュコーポレーション(群馬県太田市)を通じて同県高崎市の食品加工工場から仕入れ、ハムやリンゴをまぜて販売していた。これまで籠原店以外では食中毒の訴えがないとされてきたため、籠原店での調理、販売の過程で汚染されたとみられていた。

 新たに感染者が出たのは、籠原店から約2キロ離れた「でりしゃす熊谷店」と前橋市内の系列店。埼玉県は同日、この2人を含む4人の感染が新たに判明し、感染者は計10人となったと発表した。埼玉、群馬両県は感染ルートの特定を急ぐ。

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