【舛添氏「第三者」調査結果会見(4)】「私なりにけじめ」表明…宿泊費や飲食費は「返金し、慈善団体に寄付」 (1/5ページ)

2016.6.6 20:11

政治資金問題について会見し、頭を下げる舛添要一都知事=6日午後、東京都新宿区(山崎冬紘撮影)

政治資金問題について会見し、頭を下げる舛添要一都知事=6日午後、東京都新宿区(山崎冬紘撮影)【拡大】

 《「公私混同」疑惑が指摘されている東京都の舛添要一知事の政治資金について、「第三者」として調査を担当した佐々木善三弁護士と森本哲也弁護士が、調査結果の概要を説明。これを受けて、舛添氏が再び発言を始めた》

 舛添氏「先生方、どうもありがとうございました。極めて短時間の中で60ページを超えます報告書をまとめていただいたことに、心から感謝申し上げます。違法な点についてはないと聞きましたが、他方で公私の区別がなく不適切であると厳しいご指摘をいただいた点につきまして、大変恐縮をいたしております」

 《都知事に就任する前の、国会議員時代の資金の取り扱いにも話が及ぶ》

 舛添氏「振り返りますと、私が国会議員として自民党に所属していた時代には、税金を原資とします、いわゆる政党助成金に関しましては、自民党が独自に作成しました内規に基づきまして、助成金の使い道は極めて限定されておりました。政党助成法上は(政治資金の)使い道については特に制約はございませんでしたが、飲食や会合などの使用については、それは使用しないという内規がございました。毎年、自民党支部によって助成金が内規に従っているかというのは極めて厳しく党本部からチェックされておりました。公認会計士が内部チェックをしていたことを記憶しております」

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