東急不動産が日本生命球場跡地(大阪市中央区)を再開発した商業施設「もりのみやキューズモールBASE(ベース)」が27日に開業する。目玉は日本初登場の複数の建物の屋上にまたがる形のランニング用トラック「エアトラック」。大阪城などの景色を横目に、来場者が“空中”でのジョギングや散歩を無料で楽しめるのが特徴だ。
人工芝が敷き詰められたエアトラックは地上約15メートルの高さにあり、1周約300メートル。一度に200人程度が利用できるという。
商業施設は、かつてプロ野球の近鉄バファローズの試合で使われた球場の跡地を再開発したことや、ジョギング愛好者が多く集まる大阪城公園に近いことから、フィットネスクラブやスポーツ用品店などを中心に49店が出店する。