ユヌス＆ユース・ソーシャル・ビジネス・デザイン・コンテスト（４－３） (3/5ページ)

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　■全国で４億本のボトル減らそう

　◇プレゼン概要◇

　私は留学生です。日本に暮らしていて不思議に思うのが、自動販売機がどこにでもあることです。一度限りで捨てられていくペットボトルや缶が、どれほど環境を悪化させるのかを考えないわけにはいきません。多くの飲料容器は石油製品のため、リサイクルの過程で大気汚染を発生させます。私たち学生が身近に感じられる社会問題です。２０１３年に私たちのキャンパスでは１００万本以上も消費され容器が捨てられました。

　キャンパス内でアンケートを実施したところ、多くの学生が問題意識をもっていることが分かりました。そこで捨てる文化を革命する解決策を見いだしました。その答えがＭｙＢｏ！です。これは専用ボトルであり、自動販売機にリフィルする機能を備えつけることです。私たちのビジネスはボトルの再利用を推進し、ごみの減量へつなげていくことです。

　ＭｙＢｏ！の魅力はまだあります。ボトルは１００％バイオマスプラスチックで作られエコに優しいこと、安価なので学生にとって経済的、飲料代は通常価格より２０円安くなり、自動販売機に掲載する広告料で成り立つので、安価な価格でＭｙＢｏ！を提供できます。リフィルできる自販機は量を設定できるので利便性が増します。各ボトルにアカウントを設定できポイントをためられるので、ポイントをためて無料にすることができます。ボトルにはスマホで読み取れるタグが付いており、環境負荷をどれだけ低減したかがわかるのです。

　利用者にとっても楽しめるＭｙＢｏ！は、私たちにとってもデータを集められ利用者に合った広告を提供できます。特定の学生にアプローチしたい企業とコラボして新たな収益を得ることができます。