【ニューヨーク=黒沢潤】世界中で大きな人気を誇った米歌手、マイケル・ジャクソンさんが50歳で死去して5年となる25日、全米各地でファンたちがジャクソンさんの在りし日をしのんだ。
ジャクソンさんの名前が刻まれた星形のオブジェが埋め込まれたロサンゼルス市ハリウッド地区の「ウォーク・オブ・フェーム(名声の歩道)」には、赤いバラやぬいぐるみ、ジャクソンさんのアルバムなど思い出の品々が数多く置かれた。ファンの中には、ろうそくに火をともして静かに祈りをささげる姿もあった。
一方、ジャクソンさんが眠る同市近郊フォレストローン墓地には、ジャクソンさんの生前の格好をまねた熱狂的なファンら数百人が集結した。霊廟(れいびょう)付近は立ち入りが制限されたものの、霊廟前には「マイケル、私たちはあなたを愛している」と書かれたオブジェが飾られた。