人気アニメ「ポケットモンスター」シリーズの最新作「XY」(木曜午後7時)がテレビ東京系で今秋から始まった。平成9年の放送開始から17年目を迎え、ファン層は世代を超えて海外にも広がっている。テレ東の佐々木亮プロデューサー(37)は「『絆』『友情』という普遍的なテーマが、世代や地域を問わず受け入れられているのではないか」と話している。
ポケモンの「原作」は任天堂が8年にゲームボーイ用に発売したソフトで、テレ東が翌9年からアニメ版の放送を開始し、XYで5作目。主人公のサトシとピカチュウが「カロス地方」を訪れ、新キャラクターのシトロンらとともに新たなポケモンを探す旅に出ている。
「作品のテーマは従来と一貫している」(佐々木氏)ものの、ポケモンの新たな進化形態「メガシンカ」など、XYで初登場した設定もある。