「バカッター」の夏 後を絶たない非常識写真…日本は大丈夫なのか (2/4ページ)

2013.9.1 13:28

 バカとはさみは…

 こうした話題だけを目にすると、ツイッターなどのソーシャルメディアが「バカの道具」にしか思えなくなる。だが、ソーシャルメディアは東日本大震災で情報拡散に威力を発揮し、今年4月の米ボストン爆弾テロ事件では市民が容疑者の画像を米連邦捜査局(FBI)へ提供して捜査に貢献した。2011年のエジプト民主革命でソーシャルメディアが大きな役割を果たしたのも有名だ。要するに「バカとはさみは使いよう」なのだが、両極の落差は大きすぎる。

 今年に入って国家公務員による「暴走」も相次いだ。復興庁の元参事官による「左翼のクソども」暴言ツイート問題のほかにも、在スリランカ日本大使館の1等書記官は、自身のフェイスブックに同国政府関係者の写真を掲載し「風貌だけは『そのスジ』っぽかった」などと書き込んだ。外務省は書記官を戒告の懲戒処分にした。

 総務省は6月、「国家公務員のソーシャルメディアの私的利用に当たっての留意点」と題した文書を作り各府省庁に内規制定や研修を行うよう通知した。文書は「ソーシャルメディアの特性」をこう指摘する。

熟考して発信するツイッターが面白いかというと…

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