ミスターラグビー、平尾誠二さん死去 53歳

 
1月11日に行われたスポーツフォーラム2016で講演する平尾誠二氏

 元日本代表のラグビー選手で、日本代表の主将、監督も務め、「ミスター・ラグビー」と称された神戸製鋼コベルコスティーラーズ総監督兼任ゼネラルマネージャーの平尾誠二氏が20日、亡くなったことが分かった。53歳だった。

 京都市出身。伏見工高、同志社大のラグビー部で日本一を経験。同大では当時史上初となる大学選手権3連覇に貢献した。昭和61年に神戸製鋼所に入社し、同ラグビー部を7年連続日本一に導く。62年に始まったラグビーワールドカップ(W杯)に選手として3大会連続出場。平成3年の第2回大会ではキャプテンを務め、日本代表初勝利を飾った。