人気番組「さんまのまんま」9月末で終了 30周年で一つの区切りに

 
明石家さんまと犬の人気キャラクター、まんまのかけあいも魅力だった「さんまのまんま」。9月でレギュラー放送を終了することになった

 関西テレビ(大阪市)は4日、タレントの明石家さんま(61)が司会を務める人気トーク番組「さんまのまんま」(フジテレビ系、土曜午後1時56分)を9月末で終了することを明らかにした。10月以降はスペシャル番組として年数回の放送を予定している。

 「まんま」は昭和60(1985)年4月8日にスタート。さんまの自宅に見立てたセットにゲストを招いてトークを展開。当時は午後7時台に放送され、平均視聴率20%を超える人気番組に成長した。最高視聴率は秋吉久美子が登場した62年1月12日放送分の31・8%(以下、関西地区、ビデオリサーチ調べ)。平成21(2009)年4月から現在の時間帯で放送され、さんま最長寿の冠番組に。先月の平均視聴率は7%台だった。

 同局では、昨年4月から今年3月にかけて30周年イヤーを無事に終えたことで、一つの区切りとしたいと説明。10月以降はスペシャル番組として年数回の放送を予定しているという。

 今回の番組終了について、芸能関係者は「さんまさんは以前からレギュラー番組を減らしたいと考えていた。ただ、他の番組は後輩ら共演者が多数いることから、最も迷惑のかからない『まんま』を選んだようだ」と話している。