清原和博執行猶予判決 ホリエモン「まあシャブは抜けませんね…恐らく再犯」

 
堀江貴文氏

 元プロ野球選手の清原和博被告(48)が東京地裁で懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けたことに関して、有名人や弁護士らがツイッターに投稿した。

 ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(43)は判決が言い渡された5月31日、「まあシャブは抜けませんね」と清原被告の今後の更生が難しいことを示唆するツイッターを更新した。

 堀江氏は「恐らく今のままでは再犯ということになるでしょう。で、次は実刑。残念ですが、その可能性は高いです」と指摘。その上で「覚醒剤使うととても気持ち悪くなる薬を使うしか脱却する方法はないと思います。刑務所に入れても、むしろ売人(密売人)とのつながりが生まれ、さらにシャブを入手しやすくなるだけです」と自身の経験に照らし、実刑判決を受けていたとしても清原被告の前途は多難だと推測した。

 臨床心理士の矢幡洋(やはた・よう)氏(58)は判決後、自身のツイッターを更新し、清原被告の性格を「本質寂しがり屋。初回公判で親しい存在の件に触れるたびに涙を見せるなどど、他人の好意に対する依存度が非常に強い」と分析。

 その上で清原被告が「番長」と周囲やマスコミから呼ばれていたことについても「周囲から注目してもらうための自己演出だったのか」とし、「『孤独力』がなかった」ことが今回の事件につながったとした。

 マーケティング会社「インフィニティ」代表取締役で、マーケティングライターの牛窪恵氏(48)もツイッターで、「初犯で執行猶予4年は長いようにも感じますが、今回、覚醒剤の所持、使用、譲り受けの3つの犯罪が重なったこと、そして検察の『最低でも8年』と表現した使用期間の長さも影響しているようです」と指摘。その上で「今回、(出演しているテレビスクランブルの)ゲストでお越しだったジャーナリストの森さんによると」と前置きした上で、「検察はすでに清原被告から『陰の密売ルート』につながる情報を得ているのでは、とのこと」と投稿した。

 弁護士の荘司雅彦氏は「求刑(通り)の2年6月というところ(判決)に裁判所の『脅し』が入っています。ふつうは求刑の8掛けくらいが判決となるのですが」とし、「執行猶予4年は予想していました。初犯で社会的制裁を受けているので、実刑はあり得ません」と書き込んだ。

 一方、総合格闘家の青木真也氏(33)は「静かにしておいてあげましょう」とツイッターでつぶやいた。