小杉社長は「NHKとは協調と競争ということで、競争心もあるが、今回の場合は協調、一緒に盛り上げるという気持ちの方が個人的には強い」と述べた。
編成担当の福田博之取締役も「2007年のフランス大会から中継し、間違いなく(ラグビーW杯を)盛り上げようという決意のもとでやってきた。今日を迎え、まだ(大会は)終わっていないが、(盛り上がりが)想像していたもの以上になっているので、非常に幸せな気持ち。視聴率もそうだが、ラグビーという競技が日本に根付く手伝いになれば幸せだと思って取り組んできた」と、その手応えを話した。
通常はフォーマルな服装で会見を行うが、この日は経理担当の広瀬健一取締役を含め、3人とも日本代表のジャージー姿。広瀬取締役は「今は、局長会でも、メンバーの半分は(ジャージーを)着ていて、当たり前の状況になっている」と説明した。
10月の定例会見は28日に行われる予定だが、ラグビーW杯の日程的には「準決勝が終わっている。そのときもこの格好で」と小杉社長は期待を込めて話した。