スバル、高収益経営に打撃 大規模リコール長期化 (2/2ページ)


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 スバルは売上高に対する営業利益率の高さが強みだった。30年3月期は11.1%と、上場する乗用車大手7社中最高。しかし今回の業績修正で、9月中間期は4.1%に落ち込んだ。一過性の費用とはいえ、高収益体質の維持に黄信号がともる事態だ。

 「品質は自動車メーカーの根幹だ」。検査不正に関する9月の会見で、中村知美社長はこう述べた。不正やリコールに至った要因を見つめ直し、抜本的な取り組みを打ち出せるかが問われている。(高橋寛次)