アウトソーシングで働き方改革に貢献 ヒューネルソリューション・木村朗男社長 (1/3ページ)

ヒューネルソリューション・木村朗男社長
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 働き方改革を追い風に成長が続くアウトソーシング事業に特化して展開するヒューネルソリューション。8月には、業務を外部企業に任せたい企業からその業務を受託するBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)業界の発展のために調査研究と広報活動に取り組むシンクタンク「BPO総研」を設立した。木村朗男社長は「アウトソーシングを利用したい企業は増えている。BPO総研の活動を通じて人手不足に悩む企業にBPOの重要性を発信し業務の効率化に貢献したい」と話す。

 --BPO総研を設立した理由は

 「営業支援や事務代行などBPOを知っていても実際に活用仕切れていない企業は少なくない。そこで活用メリットなどを紹介し啓発する活動拠点として設立した。セミナーを月1回程度で開催し、情報を発信していく。第1回として9月27日に『営業効率150%を実現する最新BPOセミナー』を東京・新宿で開催。BPOを導入・活用したい企業などから担当者らが集まった。第2回は10月26日を予定している」

 --BPO事業への手応えは

 「働き方改革から業務の改善や効率化を検討している企業にとって、業務負荷軽減は大きな課題となっている。営業など企業のコア事業だけでなく、総務や経理といったバックオフィス(ノンコア事業)でも需要増を感じている。というのも営業では提案から商談クロージングまで全てを求められるが、それに一人で応えるのは難しい。分業が必要であり、われわれがサポートする。サッカーに例えるなら、シュートできるところまでわれわれがボールを運んで『後はシュートするだけ』のパスを営業担当者に送る」

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