AIで病院食の食べ残し分析 日立グループが患者の栄養改善を支援 (2/2ページ)

 また、日立は今後、病院や企業向けにAIによる食事分析サービスの提供も検討。在宅療養患者に食事をスマートフォンなどで撮影してもらい、AIで栄養成分を分析。食習慣の改善をアドバイスするといった事業を想定している。

【用語解説】人工知能(AI)と健康産業

 健康管理や病気予防、医師の診断や医療行為支援など幅広い分野でAIを活用した取り組みが世界で進んでいる。日本でも政府が日本再興戦略で成長産業の柱としている。医療技術向上や健康寿命長期化、社会保障費削減につながると期待され、企業や大学などで実用化への研究が進んでいる。