納豆大手3社、相次ぎ値上げ 人件費など製造コスト高騰 (2/2ページ)

 日本政策金融公庫の調査では、消費者の食の志向は、健康、経済性、簡便化の3点が重視されているといい、納豆はこうした志向にマッチしている可能性がある。

 店頭価格の先行きについて、ある関係者は「損してでも、客を呼ぶための目玉商品として扱う店では、それほど価格が上がらないのではないか」とみる。流通大手イオンの中核会社イオンリテールの担当者は「近隣店の価格動向によって対応が異なるため、答えられない」と話している。