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家具といえば…このお店 「大塚家具」「匠大塚」のショールームを抜き打ち検査 (2/5ページ)

 家具といえば、父娘による経営権争奪という「お家騒動」が、世間の耳目を集めた「大塚家具」が思い浮かぶ。騒動で客が離れたのか、2018年2月には、2期連続の赤字を発表するなど娘・久美子氏の下、業績不振が続いている。

 一方、父・勝久氏は、15年7月「匠大塚」を設立。16年6月には、埼玉県春日部市に東京ドームグラウンド面積の約2倍の大規模家具店を出店した。

 あの騒動から3年。大塚家具のその後が気になるところではあるし、知人のインテリアコーディネーター曰く「家具を選ぶ際は、カタログなどを眺めているだけでなく、実際にショールームなどに足を運び、家具を選ぶ目を養うことが大切だ」。

 そこで、プレジデント誌編集者O氏とともに、2社のショールームに足を運んでみた。その模様をお伝えしたい。

 娘・大塚家具vs父・匠大塚 "抜き打ち検査"

 まず訪れたのは、大塚家具の銀座本店。銀座地区の家具・インテリアの専門店としては最大だという。

 早速、最上階から順番に見て回る。7階はベッドフロアで、高級ホテルでも採用されているシモンズのベッドがずらり。6階はプレミアムブランド、5階はラグジュアリー・クラシックブランドと、いかにも高級そうな家具・インテリアが並ぶ。IKEAを意識してか、スタイル別に家具がコーディネートされている。しかし個性的な家具が多いせいか、ゴテゴテと詰め込み気味な印象が否めない。値段は、頑張れば手に入りそうな価格帯のものもある。

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