実際のゲームセンターは風営法規制対象で深夜営業はできないが、経済産業省が16年、オンライン版は営業時間の制限を受けないとの見解を公表。これを受けて大手の参入が相次ぐ。タイトーは昨年11月、ナムコは今春に参入予定のほか、ネッチはNTTぷららと組んで、テレビ画面でもプレーできるサービスを2月から始めた。
日本アミューズメントマシン協会によると、ゲームセンターの数は、15年度は1万4862軒で、4万2352軒だった1988年と比べて半分以下に減少した。オンライン版は、欲しい景品があっても近くにゲームセンターがないという利用者の要望に応えられるほか、セガ関係者は人気の理由を「寝床や移動中も遊べる手軽さが受けているのでは」と分析している。(西岡瑞穂)