障害者保険、高額賠償に対応 ぜんち共済、東京海上日動と提携

 少額短期保険業のぜんち共済(東京都千代田区)は知的・発達障害者を対象とする「ぜんちのあんしん保険」「ぜんちのこども傷害保険」で東京海上日動火災保険と提携、個人賠償責任補償を大幅拡充した。

 自転車事故などで加害者側に高額な賠償を命じる判決が相次いでいるが、少額短期保険業の規制により個人賠償責任補償の支払限度額は最高1000万円。これを超える損害賠償額に対応できないため、東京海上日動と提携。

 同社が支払限度額5億円(国内事故、海外事故は1億円)の個人賠償責任補償を提供することで、高額賠償にも対応できるようになった。

 さらに示談代行サービスを付帯。加害者に代わって東京海上日動が被害者と交渉するため、事故などを起こした障害者やその家族は大変な労力と精神的負担から解放される。

 また今回の商品改定で、更新契約の引受年齢の引き上げ、インターネットによる加入申し込みなども始めた。

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