成田-メルボルン線就航 JAL、空港で記念式典

成田-メルボルン線新規就航の記念式典であいさつする日本航空の植木義晴社長=1日午前、成田空港
成田-メルボルン線新規就航の記念式典であいさつする日本航空の植木義晴社長=1日午前、成田空港【拡大】

  • 成田-メルボルン線新規就航の記念式典でテープカットする日本航空の植木義晴社長(左から4人目)ら=1日午前、成田空港
  • 日本航空の成田-メルボルン線が新規就航し搭乗する乗客=1日午前、成田空港
  • 成田-メルボルン線が新規就航し、放水を受けながら出発する日本航空機=1日午前、成田空港

 日本航空の成田-メルボルン線が1日に新規就航、成田空港で記念式典が開かれた。国内の航空会社は、オーストラリアへはシドニー線を開設しているが、メルボルンへの直行便は初めて。

 日航によると、現地には日本企業も多く進出しており、ビジネスと観光需要の取り込みを狙う。機体は全約160席のボーイング787を使用し、毎日1往復ずつ運航する。所要時間は片道約10時間。

 日航は平成22年に経営破綻し、公的資金を受けて再建した経緯から新規路線の開設が原則自由にできなかったが、今年4月から制約がなくなっていた。