スマホ向け“主役”も
一方、韓国サムスン電子や米グーグルは、スマートフォンをVR端末の画面として活用し、ゲームや映像などさまざまなコンテンツが楽しめるサービスを日本や米国で提供している。普及台数が多く、初期費用も割安な「スマホVR」は、今後急速にVRの“主役”に躍り出る可能性もある。
グリー取締役の荒木英士は「広く世界市場に届けられるスマホ向けVRコンテンツの開発を進める」と強調する。VRの世界には、関係者が創意工夫で切り開く新しい市場が広がっている。(敬称略)
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■VRゲームが楽しめる主な施設
≪VR PARK TOKYO≫
・運営会社 アドアーズ
・開設時期 2016年12月
・場所 東京・渋谷
・料金 平日予約なし3300円など
≪SEGA VR AREA AKIHABARA≫
・運営会社 セガ
・開設時期 17年6月
・場所 東京・秋葉原
・料金 1アトラクション1500円
≪シブヤVRランド BY ハウステンボス≫
・運営会社 ハウステンボス
・場所 東京・渋谷
・料金 1時間2200円
≪VR ZONE SHINJUKU≫
・運営会社 バンダイナムコ
・開設時期 17年7月
・場所 東京・新宿
・料金 入場とチケット4枚で4400円
≪SEGA VR AREA ABENO≫
・運営会社 セガ
・開設時期 17年8月
・場所 大阪・阿倍野
・料金 1アトラクション2000円