米アップルが1日発表した2017年4~6月期決算は、売上高が前年同期比7%増の454億800万ドル(約5兆100億円)、最終利益が12%増の87億1700万ドルだった。2四半期連続の増収増益で、復調傾向が鮮明となった。
主力のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の販売台数は2%増の4102万6千台だった。タブレット端末「iPad(アイパッド)」は3月と6月に新製品を発売し、15%増の1142万4千台と販売が回復した。パソコン「Mac(マック)」は1%増の429万2千台だった。
アプリの販売や音楽配信といったサービス部門の売上高は22%増の72億6600万ドルで、四半期ベースで過去最高となった。
腕時計型端末「アップルウオッチ」などを含む「その他製品」の売上高も?%増の27億3500万ドルと伸びた。
地域別の売上高は主力の米州が13%増と好調。欧州地域は11%増、日本は3%増だった。中国本土と香港、台湾は10%減と振るわなかった。