中部運輸局は23日、名古屋地区のタクシー運賃の改定を決定したと発表した。初乗り料金は距離を短くして50~70円下げる一方、走行距離に応じた加算運賃は割高に変更される。新運賃は4月21日から実施する。
対象地区の名古屋市と近隣の16市町村で営業する82社から要望があり、改定を審査していた。区分の違う中型車と小型車を新設する「普通車」に統一する。
現行の初乗りは、中型車で1264メートルまで500円だったが、新運賃では1050メートルまで430~450円にする。また246メートルごとに80円の加算を、246~235メートルごとに80円の加算に改定する。