京浜急行電鉄やシャープなど4社は22日、シャープ製のロボット型携帯電話「ロボホン」を貸し出し、訪日観光客に観光スポットを多言語で案内するサービスを4月25日から提供すると発表した。2020年東京五輪・パラリンピックに向けて増加が見込める訪日観光客への「おもてなし」に、ロボホンが一役買いそうだ。シャープは海外販売も視野に、ロボホンの認知度の向上を図る。
京急羽田空港国際線ターミナル駅(東京都大田区)内で高速無線通信が使える小型端末を貸し出す「グローバルWiFi羽田空港店カウンター」に、日本語、英語、中国語に対応したロボホン20台を用意。浅草や渋谷といった東京都と神奈川県の観光スポット30カ所の情報を音声で案内したり、利用者を撮影したりする。料金(税別)は前払い制で、24時間で1500円、48時間で3000円、72時間で4000円。