旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)は15日、東京ディズニーランドのある千葉県浦安市にロボットが接客する「変なホテル舞浜 東京ベイ」を開業、報道陣に公開した。HISグループは長崎県佐世保市の大型リゾート施設「ハウステンボス」で同様のホテルを運営していて、今回のホテルは2軒目。関東では初めての展開となる。
新しいホテルはJR舞浜駅から徒歩約20分で、6階建て。客室は100室で、全ての部屋に人工知能(AI)を搭載した客室ロボットが置かれている。フロントには2体の恐竜ロボットが配置され、宿泊客はロボットの案内に従って音声認識やタッチパネルで手続きする仕組みだ。
記者会見した沢田秀雄会長兼社長は「変化し進化していくという方針のホテル。お客さまの声を聞いて内容やサービスを向上し、満足度を上げていきたい」と語った。
HISグループは「変なホテル」を8月に愛知県蒲郡市でも開業する予定だ。