東芝、原発事業分社化も浮上 半導体では2割の株式売却、2000億円超を調達へ (2/2ページ)

2017.1.26 06:22

東芝の巨額損失への対応策
東芝の巨額損失への対応策【拡大】

  • 東芝本社が入る浜松町ビルディング=港区芝浦(斎藤浩一撮影)

 半導体の分社とは別に、資産売却や支出抑制で3000億円規模の資金を確保する考え。既に店舗・事務用機器の東芝テックなど上場するグループ7社を対象に保有株の見直しに着手した。さらに東芝病院(東京都品川区)の売却も検討するなど、売却可能な資産を洗い出している。

 一方、原発事業の分社化では、経営の自立と他社との再編を進めやすくする案が浮上する。巨額損失の原因となった建設コストの高騰などで、事業の見直しは避けられないためだ。

 東芝は2月14日に原発事業の損失額と再発防止策を公表する。金融機関は損失額やリストラ策を見極めた上で、金融支援について検討する。

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