飲料大手のキリンビバレッジは19日、自動販売機に無料アプリ「LINE」をかざすと、ドリンクポイントがたまるサービス「タピネス」を今春から東京・大阪で展開すると発表した。ポイントが一定程度たまると好きなドリンクと無料交換できる。今夏以降、東京・大阪以外の全国の主要都市でも順次拡大する。
キリンビバレッジの自販機子会社、キリンビバレッジバリューベンダーとLINEは2015年10月から連携し、飲料を購入すると、自販機で撮影した自撮り写真をLINEで受け取れるサービスを展開している。今回は第2弾として、全国の2万台の自販機でドリンクポイントがたまるサービスを始める。
自販機とスマホが連動してポイントがたまるサービスは、キリンと商品の相互供給で提携するダイドードリンコも昨年からLINEと始めている。
また、日本コカ・コーラも昨年から自社の自販機とアプリを連動させ、ポイントがたまると、1本ドリンクが無料になるサービスを展開している。