セコムは21日、高齢者が転倒などで意識を失った状態を検知し、自動で救急通報する腕時計型のシステム「セコム・マイドクターウォッチ」を2017年初夏に発売すると発表した。腕時計型の端末が、転倒時の衝撃や身体が動かなくなった状態を検知し、無線などを通じ同社に通報する。通報を受けた従業員が駆け付け、必要に応じ救急車などを手配する。
端末を通じて、歩数や消費カロリーなどの健康管理もできる。サービスは同社のホームセキュリティーを契約している人が対象。来年1月から3カ月間の試験運用を経て詳細を詰めるが、料金は月額1千円以下になる見通し。